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【耳かき専門店 みみくる】中国式の耳かき専門店の直営店がオープン

公開日:2023.11.06

最終更新日:2023.11.06

※以下はビジネスチャンス2023年10月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

8月からFCも募集開始

耳かき専門店 みみくる みみくる:東京都新宿区 井上 雄介社長(41)

 みみくるは、耳かき専門店として今年7月、新宿に直営1号店をオープンした。単純に耳の垢を取るだけでなく、耳周りのマッサージと睡眠を促すメニューで現代社会のストレスを癒aすリラクゼーションサロンである。
 FC店舗は、関東エリアを中心に8月から12月で5店舗オープン準備中だ。

 

 

 

 

40分4480円で施術

 耳にはリラックスさせるための神経がたくさん通っており、この神経を刺激することで心身を癒し、睡眠導入に繋がる。みみくるは海外・国内の耳かき店をリサーチし、皇室がリラックス効果を求め施術を受けていたと言われている中国式を採用。同店では、施術方法を日本人向けにアレンジして提供している。
 井上雄介社長は整体師で、整体とエステサロンも運営しており、リラクゼーションに関する知識は豊富だ。耳かきは誰もが経験したことがある身近なもの。生活に密着した、リピートに繋がることをサービスにしたいと考え、耳かき専門店を立ち上げた。
 コースは40分コース4480円、60分コース6480円、90分コース9480円の3種類。店内の照明は暗くし、カーテンで仕切られたベッドの上で日本人セラピストが様々な耳かき道具を使って、耳の垢掃除や耳周辺のマッサージを行う。60分コースからは、耳の中にお湯を入れる耳シャワーが受けられる。老若男女問わず好評の施術を体験できるのが特徴だ。

本部主導のビジネスモデル

 同店の出店方法は、店舗型と既存店併設の2通りある。店舗を構える場合は4ベッドを置けるのが理想で、10〜13坪が必要となる。既存店併設の場合は、1ベッドおけるスペースがあれば出店可能で、ベッドと施術道具があれば開業できる。また、セラピストの採用とシフト管理などは基本的に本部が行うため、オーナーは来店しなくても店舗が回る仕組みが用意されている。そのため、地方在住のオーナーでも東京に店舗を構えることが可能だ。
 店舗型の場合、初期投資は加盟金150万円、物件取得費60〜100万円、看板・内装工事費40万円、研修費(セラピスト人材開発費)30万円、備品・設備費20万円などで150万円。既存店併設の場合は内・外装費と備品・設備費が安価になり80万円から。推奨の4ベッドで11坪をモデルとした場合、月商が320〜400万円(ロイヤリティ含む)人件費が214〜268万円、家賃が15万円、その他広告費などを引き営業利益が70〜95万円。収益モデルは、井上社長が技術研修をした東京にある耳かき店を参考にしている。
 セラピストの研修は直営店にて60時間を行う。鼓膜が破れているなどの知識は研修で学び、施術不可の場合は、病院へ案内するようにしている。また、セラピストは座りながら施術をするので、体力的な負担は少なく、長期的に勤務できるメリットがある。
 集客方法は、ポスティングや、SNS、外部の美容集客サイトを活用。
 今後の目標は、3年で100店舗を展開し、耳かき業界でナンバーワンを目指していく。

施術内容ごとに数種類の器具を使い分けている

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