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【肉と米 ハジメ】肉と米が主役のカジュアルレストラン

公開日:2024.10.08

最終更新日:2024.10.08

※以下はビジネスチャンス2024年10月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

米は一人前ずつ羽釜で炊き上げ提供

肉と米 ハジメ Be alive:東京都港区 田原一樹社長(41)

 Be aliveが手掛ける「肉と米 ハジメ」は、羽釜で炊いた米を赤身肉のステーキとともに味わうことができるカジュアルレストランだ。提供する米は時期に合わせて選定し、客の目の前に並べた羽釜で、一人前ずつ炊き上げるのが同店の特長だ。現在は秋葉原・行徳・戸越銀座で直営3店舗を展開しており、今年4月に全国でFC募集を開始した。

 

 

 

3850円食べ飲み放題が人気

「肉と米ハジメ」は、その名の通り肉と米が主役のカジュアルレストランだ。客の目の前で一人前ずつ炊いた米と、オリジナルのソースで味付けした肉料理を提供している。
 同店のルーツは、肉フェスにも積極出店していた「ステーキ&ハンバーグ専門店肉の村山」。2015年に飲食コンサルを営む Be aliveが行徳店の運営を開始した。その後、同社は調理方法やメニューをブラッシュアップし、2020年にリブランド店として「肉と米ハジメ」をオープンした。
 同店では、ステーキやハンバーグ、ハンバーガーや唐揚げなどの肉料理を、最少150gから好きな量で注文することができる。「ハジメオリジナルハンバーグ」は200gで1000円、「ハジメレアステーキ」は150gで1300円だ。
 90分の食べ飲み放題コースを用意しており、複数の肉料理を同時に楽しむことができる。ファミリー客や団体客が多い行徳店では、食べ飲み放題コースは売上の半分を占める人気だという。行徳店では3850円で食べ飲み放題を楽しむことができる。
 同店は原価率を安定させるため、使用する肉の産地やブランドを限定せず、売価に合わせて柔軟な仕入れを行う。一番人気のステーキは、2〜3か月に1回以上仕入れ先を変更している。仕入れた素材の肉質に合わせて、合いびき肉の配合比率や加工方法を変更し、商品のクオリティを一定に保っている。

メニューを絞り運営効率化

 同社はコロナ流行中の2021年に、同ブランドのデリバリーFCを展開している。デリバリー店のリピート率は約40%に上り、これによって築いた認知度を活用して集客や加盟店募集を行う。
 初期投資は加盟金150万円、保証金100万円。直営店で研修を行う場合、研修費は発生しない。ただし、開業前店舗で研修する場合は実費を支払う。
 その他、内外装工事費と厨房設備が約600万円で、物件取得費は400万円から。基本的には居抜き店舗を使用して、トータル1500万円前後を想定している。
 約15坪の標準サイズ、席数11席で開業した場合、想定月商は400〜450万円。客単価は約1300円で、午前11時から午後9時の10時間営業で10回転した場合、月商は429万円となる。そのうち営業利益率は約107万円(25%)だ。ランニングコストは、原価率35〜38%、人件費率20%、家賃10%、ロイヤリティ2.5%で、そのほか水道光熱費などがかかる。投資回収期間は約1年となる。
 調理は基本、肉を焼くだけ。ステーキやハンバーグなど肉中心のメニューに特化することで、少人数運営を可能とした。店舗のオペレーションは基本的に2名体制で行っている。研修は5日間で、提供する肉の焼き加減や羽釜を使用した炊飯などを学ぶ。同社は商品のブランド力を高めるため、メニュー開発に力を入れ、FCを中心に3年後の30店舗展開を目指している。

「ハジメレアステーキ」は150g1300円から

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