
【DataLens】出店成功率を高めるリサーチツール
公開日:2025.03.07
最終更新日:2025.03.07
※以下はビジネスチャンス2025年4月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
生成AI を活用し、人流データや売上予測を見える化

DataLens (ナウキャスト:東京都千代田区) 辻中 仁士 CEO(34)
ナウキャストはオルタナティブデータを暑かったサービスを提供している。オルタナティブデータとは、伝統的に用いられてきた決算開示など、一般的な公開情報以外のデータ群の総称。これまで活用が進んでいなかった POSデータやクレジットカードデータ、位置情報などのことを指す。同社はこのデータと生成AIを掛け合わせ、店舗出店サービス「DataLens店舗開発」を提供している。
条件に合った物件を自動で抽出
同社が今年2月にリリースした「DataLens店舗開発」(以下: データレンズ)は、生成AIとビッグデータを活用し、不動産物件の店前通行量や周辺決済動向、出店時の売上予測を見える化するクラウドサービスだ。店舗開発担当者に向けたサービスで、出店判断の工数を大幅に削減し、出店成功率を上げることができるという。
多くの店舗開発担当者は、常に出店場所を模索し、日々多くの物件情報に目を通す。店舗開発担当者のメールボックスは、不動産会社から届く物件情報で溢れており、多い人は物件情報だけで1日200通ほどのメールが届くという。
しかし、不動産会社は無作為に情報を送ってくるため、そのほとんどが探している条件の立地、坪数、賃料などからかけ離れた物件だという。そのため、その大量のメールの中から、自社の店舗に合った物件を探すことは非常に困難だ。
そこで同社はデータレンズを開発し、メールボックスと紐づけることで、条件に合った物件情報を、AIが自動で抽出するサービスの展開を始めた。店舗開発担当者は、事前に賃料、坪数、空中階の可否、ターゲットの性別や年齢層などを細かく設定。すると届いたメールの中から条件に合った物件のみ、データレンズのクラウド上にピックアップされる。
KDDIの人口動態データを活用
ピックアップされた物件の詳細を開くと、その物件が立地する付近の通りに、どれくらいの人流があるか、焼肉やフィットネスジム等、どのような業態の消費が多いのかも分かるという。さらに時間帯別の人流や、どの年代の層が多いかまで把握することができる。これらのデータは、同社が提携する KDDIの人流データを用いており、さらに同社が提携するカード会社や家計簿アプリ会社のデータを活用することで、近隣の競合店舗や各業種の売上トレンドを分析することも可能だという。
店舗開発担当者はこれらのデータを活用することで、新規出店後の収益性の目安を事前にある程度把握することができる。さらにデータは簡単に資料化できるため、社内での説明の際により具体的な根拠として情報の提示が可能だ。また従来に比べ、店舗開発業務の効率を上げることも期待できる。
データレンズの利用料は、月額20~40万円。取り扱い物件情報数によって利用金額も異なる。

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