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【ブルースカイランドリー】LINEツールで販促を自動化自社 開発ブレーカーで年21万円削減

公開日:2024.04.27

最終更新日:2024.04.30

※以下はビジネスチャンス2024年6月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

LINE会員36万人超

ジーアイビー 鈴木衛社長(54) 全国277店 直営20店、FC257店 (2024年4月時点)

「ブルースカイランドリー」は、商業施設の駐車場に立地し、買い物ついでに利用する主婦層をターゲットとしている。
 同社はLINE特化型販売促進ツール「GIboT(ジーアイボット)」を開発。これはLINE公式アカウントを活用したシステムだ。登録時の取得データで、LINEに直接情報配信できる。
 このGIboTを本部が管理することで、FC加盟店の販促活動を自動化している。現在LINE公式アカウントの会員数は約36万人。友達紹介のサービスなどがママ友の間でシェアされながら、会員数を伸ばしてきた。
 鈴木衛社長は「的を得た情報を、的を得た相手に、的を得たタイミングで送る」ことがコンセプトだと話す。お得な情報を流すなど本部のアクションで送客でき、FC店の運営費や広告費の削減に繋がっているという。

電気契約プランを変更

 同社が新しく始めた取り組みの1つがGIBREAKER(ジーアイブレーカー)」の導入だ。
 従来のコインランドリーでは、電気代を過払いしているケースも多い。
 契約プランを「主開閉器契約」に変更し、同社が販売するGIBREAKERを導入すれば、電気料金の劇的な削減が可能になる。試験的に導入し、基本料金が年約31万4000円から約9万5000円に下がり、約21万8000円削減した事例もある。
 試験導入した数店舗で1年半以上トラブルなしの実績ができたため、今後は多業種へ GIBREAKERの販売を本格化する。加盟店には、本部からレンタルという形でも導入する意向だ。加盟店は契約するだけで年間約11万円の経費削減が見込める。
 ランドリーの初期費用は、23坪で建設設備費約1800万円、機械約2800万円、オープン準備金100万円の計約4700万円。収益モデルは、営業3年目で月商80万円を想定。本部の管理料が売上の20%-10万円、家賃の相場は15万円で原価率は25%予測だ。

商業施設の駐車場に立地

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