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【Guidable Jobs】登録者約20万人の外国人特化型求人サイト

公開日:2024.07.19

最終更新日:2024.07.19

※以下はビジネスチャンス2024年6月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

一次選考代行、就労制限のない外国人を紹介

Guidable Jobs Guidable (東京都新宿区) 田邉政喜社長(37)

 Guidableが運営する「Guidable Jobs(ガイダブルジ ョブズ)」は外国人特化型の求人サイトだ。現在国内に住む214カ国、約20万人の外国人が登録しており、掲載企業数は累計3100社に上るという。同サイトの特徴的なサービスは一次選考を代行することだ。在留資格についての知識やサポートを提供し、外国人採用のハードルを下げるサービスを展開している。

 

 

 

身分系在留資格者の採用を

 近年人材不足により、外国人採用を検討する企業が増加している。しかし、外国人採用の手続きの煩雑さ、言葉や慣習の違いなどに敷居の高さを感じている企業が多く、まだまだ 採用まで結びつきにくい現状だ。そんな中同社は、外国人採用をする上での企業の負担を減らし、採用を実現するサービスを提供している。
 現在日本には約300万人の外国人が在住している。日本に在住している外国人は29種類ある在留資格のいずれかを持っていることになる。29種類のうち、特に保持数の多いものが「身分系」と呼ばれる4種類の在留資格だという。
 身分系とは「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」「定住者」の在留資格のことだ。日本に在住する約300万人のうち50%がこの身分系といわれている。
 身分系の在留資格の特徴は、日本での生活において活動制限がないことだ。在留資格の中の多くが、就労時間の制限、就労業種の制限がある中、身分系はそういった制限がなく、日本人と同じように就労ができる。
 同社の田邉政喜社長は、「企業様が外国人採用をする際に、一番採用がしやすく、採用のハードルが低いのが、身分系の在留資格を持っている方々です。長年日本に住んでいるため、日本の暮らしに馴染んでおり、働いた経験を持たれる方が多くいます。就労制限を考慮する必要がなく、手続きも簡素なため、まずは身分系の在留資格を持つ方の採用を推奨しています」と話す。
 身分系の在留資格者には、入社手続きを最小限に抑えられる、母数が多い、日本社会の理解度が高い、日本語は日常会話レベル以上という特色があり、企業側にとって採用のメリットが大きい。

▲「Guidable Jobs」トップページ

電話で条件を確認し紹介

 Guidable Jobsには身分系の在留資格者が多く登録しており、正社員雇用が可能だという。同サイトの正社員雇用の求人掲載プランは、「安心プラン(月額16万円)」、「サポートプラン(月額23万円)」「プレミアムプラン(月額38万円)」の3タイプだ。
 どのプランも半年契約となり、別途初期費用10万円が掛かる。毎月同サイトの求人情報に1〜2万件の応募があり、1企業につき月平均15人の応募、半年で約90人の応募が見込めるという。
 サポートプラン以上には、同社が一次選考を代行するサービスが含まれている。同社が実施する一次選考は、応募者に対して企業と擦り合わせた条件満たしているか電話で確認するというものだ。在留資格の有無、日本語能力、求める経験値、通勤時間などを確認して、条件に合った場合に紹介する流れになっている。一次選考を実施して紹介した応募者の採用率は50%を超える。
 そして、プレミアムプランには、サイト上での上位表示やSNS広告掲載など露出量を増やすサービスが付与されている。

 

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