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【Baluko Laundry Place】高品質な洗濯体験を提供するセルフランドリー

公開日:2024.04.27

最終更新日:2024.04.30

※以下はビジネスチャンス2024年6月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

ユーザー目線の店舗づくり

OKULAB 久保田淳 CEO (42) 全国225店 直営1店、FC224店 (2024年2月時点)

 OKULABが手掛ける「Baluko Laundry Place」は、高品質なランドリー文化で、豊かな生活体験を提供するランドリーブランドだ。ワークスペースを思わせる魅力的な外観や、店内の清潔感にこだわることで、ランドリーの利用経験を問わず、顧客獲得に成功している。
 同店の洗濯乾燥機の売上構成比は、60〜65%。また、洗濯乾燥機の利用者の客単価は1150円だ。雨天時や、大きな衣類を洗うためだけではなく、日常の家事負担を軽減するために利用する層も増えている。
 同店の標準店舗面積は15〜24坪だが、5坪から開業可能だ。設置する機器台数の目安は、縦型もしくはドラム型の洗濯機が1台、2段式乾燥機が33列6ドラム、大サイズの乾燥機1台、洗濯乾燥機中サイズと大サイズがそれぞれ2台ずつ、スニーカー用が1台で、合計13台前後だ。
 初期投資額は、機器投資1500万円〜、工事費900万円〜、その他費用250万円〜で、合計は店舗規模によって2650万円〜4500万円だ。建屋の場合は1500万円程度の費用が追加でかかる。
 標準規模の店舗の収益モデルは、月商100万円。家賃や家賃などの経費が66万円前後。利回りは約10%だ。
 同社はランドリーを定期利用していない層を取り込む施策に注力し、ポスティングやデジタル広告、店舗視認のための看板も重要視している。ランドリーを定期利用する人の割合は約3%のため、ランドリーを利用したことが無い人を取り込めるメリットは大きい。また、IoTランドリーの導入など、ユーザー目線の投資で利便性を上げ、利用満足度の向上に注力している。
 今後は、都心型店舗の出店だけでなく、地方での出店事例をもとに、地方の遊休地活用や併設型、モールへの出店にも注力する。

「使ってみたい」と思わせるおしゃれな店舗デザイン

 

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