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近江ちゃんぽん亭、滋賀県で生まれた和風出汁ちゃんぽんを全国へ 50店舗の直営展開で磨いたノウハウを活かす

公開日:2025.03.07

最終更新日:2025.04.01

※以下はビジネスチャンス2025年4月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

 ドリームフーズが展開する「近江ちゃんぽん亭」は、滋賀県を中心に関西圏で拡大しており、現在51店舗を展開している。「近江ちゃんぽん」は、滋賀県彦根市で誕生したソウルフードで、黄金出汁と呼ばれる和風出汁のスープが特徴だ。同社は「近江ちゃんぽんを日本のちゃんぽんへ」というブランドスローガンを達成するため、昨年から本格的にFC展開へ乗り出した。

地名をつけ、まずはブランド化

 ドリームフーズの起源は、1963年に滋賀県彦根市に開店した食堂「麺類をかべ」である。同食堂で提供されていたメニューの1つである「ちゃんぽん」の味を引き継ぎ、1987年に「近江ちゃんぽん亭」の展開をスタートした。
 ちゃんぽん自体は、山本英柱社長の父である先代から始まった商材であるが、2004年に山本社長が入社してから本格的なブランディングを開始。すでに全国で認知されている「長崎ちゃんぽん」にならい、「近江ちゃんぽん」と地名をつけた名称に変更した。
 その後、「近江ちゃんぽんを日本のちゃんぽんへ」をブランドスローガンに掲げ、滋賀県以外にも店舗を拡大。結果認知度が高まり、2014年に商標登録が認められた。

和風出汁のスープが特徴

コロナ禍に品質改良を重ねる

 山本社長自身は「直営で地盤を固めるべき」と考え、直営展開にこだわり50店舗までほぼ直営で広げてきた。
 順調に店舗数を拡大してきたが、コロナ禍で2〜33年間停滞を経験。その間に品質改良を徹底的に行い、商品力の向上を図ってきた。また、2018年には食品会社を買収し、それまでOEM をしていたスープを自社で製造できる体制を構築。これにより、直営展開でのノウハウ、内製化の進行、商品力の向上の3条件が揃い、自信を持ってFC展開に踏み出せたという。
 開業資金は、物件取得費は別に加盟金200万円、保証金150万円(税込)、研修費30万円、開店指導費30万円が発生する。
 既存直営店の収益モデルは、ロードサイド型の場合、45坪48席で年間売上は約7520万円。対する経費は、原価が2440万円(約32%)、人件費が1710万円(約22%)、家賃480万円(約6%)などで、償却前利益は2088万円(約27%)。
 都心狭小型の場合は、10坪13席で年間売上が約4230万円。対する経費は、原価が1420万円(約33%)、人件費が1290万円(約30%)、家賃は180万円(約4%)で、償却前利益は900万円(約21%)となる。
「店舗数と知名度は比例します。日本中で誰もが知っている状況を作るには、300店舗の展開は必要です。また、長崎ちゃんぽんのリンガーハットは現在550店舗超を展開しており、2番手の我々がまずは半分くらいまで追いつかなければいけないという思いもあります。自身の経営者人生が残り15年ほどと考えているので、それまでに300店舗展開を目指したいですね」

近江ちゃんぽん亭
(ドリームフーズ:滋賀県彦根市)
山本 英柱社長(49)

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