
【OnigiriBurger】関西国際空港に出店、8坪で月商約5000万円
公開日:2025.02.19
最終更新日:2025.02.19
※以下はビジネスチャンス2025年2月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
ハレの日需要を狙った新しいおにぎりを開発

OnigiriBurger おかげさまで(兵庫県神戸市) 澤田 達矢社長(51)
23年12月に関西国際空港でオープンした「OnigiriBurger」が、8坪のテイクアウト専門店で月商約5000万円を達成した。もともと海外客を狙って開発された商品が、インバウンド客に好評で好調な売上を維持している。運営するおかげさまでの澤田達矢社長は、日本の食文化を世界に広めるため、ワンハンドで食べられる同ブランドの開発に至ったという。
日本とアメリカの食文化を融合
「OnigiriBurger」は、バンズの代わりに米と海苔で具材を挟んだ、日本とアメリカの文化を融合した新しい形のおにぎりだ。澤田達矢社長は日本の食文化を世界に広めるため、同ブランドを構想した。ハンバーガーの形にすることで日本と世界、どちらにも通用する商品になると考えたという。
日本人にとっておにぎりは、いわゆるケの日に食べる日常食のイメージが強いため、350円以上の単価を取るのは難しい。そこで、同店はおにぎりを日本発祥の日本式ハンバーガーとして、独自の調味料で様々な食材を調理し挟むことを打ち出し、1個500〜5500円という高単価での勝負を可能にした。
商品は、同社の取締役である大阪・京橋の予約困難店「鮓きずな」のオーナー近藤剛史氏が開発した。米は、平成の名水百選に選ばれた滋賀県針江地区で作られたコシヒカリを使用。海苔は、シャキッとした歯切れと甘みが特徴の有明二番を使用するなど、素材にこだわっている。
3000円を超える商品はプレミアム商品とされ、高級食材である神戸牛を使い、京都の名店「にくの匠三芳」と共同開発をしたソースを使用。ソースへのこだわりも強く、メニューごとにオリジナルのソースを開発している。今後も有名店舗との共同開発を行い、日本の有名店を世界に向けて発信をする。

侍”SAMURAI” 神戸牛ステーキ(5500円)
営業利益は約1700万円
澤田氏は OnigiriBurgerをハレの日に食べるものだと位置づけ、出店場所は非日常感のある場所に限定している。サッカー場や野球場、テニス大会など、イベント需要を狙った場所に単発や期間限定での出店を重ねてきた。
もともと国際空港への出店を熱望しており、2023年12月に関西国際空港第1ターミナルビル新国際線出国エリアへの出店を果たす。インバウンド客からの反響は大きく、8坪のテイクアウト専門店で月商約5000万円を達成した。この場合の営業利益は1500〜1700万円となっている。
今後、国内の主要な空港など、ハレの日を意識した場所への出店を加速させる予定だ。国内は全て直営で運営し、海外にはFC展開で広げていく方針だという。日本人の繊細な舌でしか感じられない美味しさを世界へ広げることを目指し、まずはアメリカ市場への進出を狙うという。そして、オーストラリア、ヨーロッパにも徐々に広げ、世界中で展開することを目標に掲げている。

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