【Stellato（ステラート）】未経験でも独立可能な清掃・リフォームFC

業界歴10年の本部スタッフが実践で指導

Stellato（ステラート） Stellato：東京都町田市 渡邉 宜哉社長（34）

　Stellato（以下：ステラート）は2017年に設立し、原状回復や退去立ち会い代行、内装リフォームやハウスクリーニングなど、清掃やリフォームに関わる事業を行っている。知識と経験が豊富な本部スタッフのサポートの下、未経験でも業界で独立できるパッケージとして2022年にFCを開始。現在は関東圏を中心に直営1店、FC10店を展開している。

引越し業務の需要は増加傾向に

　原状回復や退去立ち会い代行などの事業を行うステラートは、未経験でも独立できるノウハウをFC加盟店に提供している。不動産管理会社や物件オーナーは、同店に依頼するだけで、退去立ち会い代行からハウスクリーニングまでのスムーズなサポートが得られることが同店の特長だ。
　不動産業界の人手不足やトラブル防止を理由に、立ち会い代行の需要は増加傾向にある。また、新型コロナウイルスの流行で在宅ワークが一般化し、家で過ごす時間が長くなったことで、「より快適な住まい」を求めて引っ越しが行われ、それに伴って退去立ち会いや原状回復工事の需要が発生しているという。
　原状回復の知識が不足していると、傷や汚れの状態の判断が出来ず、後々トラブルの原因になり得る。そこで同店が賃貸物件の退去をスムーズに行い、管理会社と入居者の間でトラブルが起こるのを防いでいる。同店は、退去立ち会い代行を行う際には、薬品や道具を実際に使用し、その場で汚れが落ちるか落ちないかを確認してもらうという。十分な知識を持っている人が現場で確認することで、入居者に納得してもらいやすく、修繕費の回収がスムーズに行える。このような理由で、立ち会い代行の需要は高まっているようだ。同店は、退去立ち会い代行からクリーニングまでのセット契約が基本的なプランだが、立ち会いのみでも依頼可能。工事を含まない立ち会いのみは、1万円で依頼を受け付けている。

加盟契約後は現場の施工見学可能

　同社のノウハウは未経験者向けにマニュアル化し、一連のオペレーションを誰でも習得可能だ。研修用の動画も用意。
　開業時の作業項目は、ハウスクリーニングと退去立ち会い代行だ。リペアなどのスキルアップを目指すことが可能なアップグレード研修も用意しており、任意で参加できる。研修を受けて対応可能な施工を増やすことで、1件当たりの単価アップが見込めるメリットがある。受注案件の事例としては、1K〜1LDKの物件でハウスクリーニングの売上が1件当たり10〜15万円だ。
　同社は業界歴年の経験と知識が豊富な本部スタッフが、実践で指導を行っている。想定研修期間は日間だ。また、加盟契約を結んだ後に、立ち会いや施工の現場見学が可能となる。
　月商は開業後3〜4カ月で50〜60万円が目安、1年経過時点で80〜120万円が目安だ。ロイヤリティは月額固定で16万5000円となる。
　FCオーナーは自宅で開業することができ、加盟金、研修費、使用する道具のセットを合わせた初期費用は220万円だ。開業前に営業として、不動産管理会社や家主を対象にしたDMをFAXで送信するが、DMの作成は本部負担で行う。また、本部スタッフによる営業時の同行依頼も相談可能だ。

原状回復のビフォーアフター