
大衆ジンギスカン、オリジナルの熟成肉が強みのジンギスカン専門店 有料会員システムでリピート率 30%を維持
公開日:2025.03.07
最終更新日:2025.04.01
※以下はビジネスチャンス2025年4月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
多様な飲食業態を展開する一家ダイニングプロジェクトは、昨年11月よりジンギスカン業態「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」のFC募集を開始した。同店は自家製の熟成ラム肉と全卓に設置したハイボールタワーの組み合わせで差別化を図り、現在は一都三県で直営14店舗を展開している。
ブランド指定の羊肉を仕入れ
一家ダイニングプロジェクトが展開する「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」は、飲み会や家族連れの食事など、多様なシーンで利用可能なジンギスカン専門店だ。
一番の売りは自家製の「塩〆熟成ラム肉」だ。同店では独自の熟成方法によって旨み成分とやわらかさを最大限に引き出したラム肉を提供しており、ジンギスカンが苦手な人でも食べられる工夫をしている。最も人気のメニューは、1人前980円の「ジンギスカンラムちゃんセット」で、塩〆熟成上ラム肩ロースと定番ジンギスカンの食べ比べができる。また、同店は全卓にハイボールタワーを設置しており、60分600円で好きなだけハイボールを楽しめる。待ち時間なしで好きなだけ注げるため、満足度が高いという。
同店のジンギスカンはタレを後付けする焼肉スタイルのため、事前にタレに漬け込んで調理するタイプのジンギスカンとは異なり、仕入れる肉の品質を保つ必要がある。しかし、羊肉の仕入れは海外からの輸入に頼る必要があるほか、育つ環境によって味に差が生まれやすいため安定供給が難しいという。そこで同店では、輸入する羊肉をブランド指定して仕入れることで、品質を一定に保つことに成功している。
入会費200円の有料会員システム
初期投資は、加盟金300万円、保証金100万円に物件取得費や内外装工事費、什器備品費を合わせて総額7000万円からの想定だ。基本的にスケルトン物件での開業を前提にしている。
収益モデルは、月商1000万を見込み、そのうち営業利益は13%だ。そのほかの内訳は、原価36%、人件費21%、家賃10%、その他経費10%、償却費5%、ロイヤリティが5%だ。既存店で最も売上の高い御徒町店は、2024年12月に月商約1755万円を叩き出した。
開業支援として、立ち上げ1週間は本部スタッフが研修を兼ねた店舗サポートを行い、オープン後はSV がオペレーション構築の支援を行う。それ以降は状況により調整し、最終的にはSV が月2回シフトに入り現場のサポートを行う。
同店では、リピーター獲得のため有料会員システムを導入している。200円を支払って会員になると、次回以降の来店の際にお通し無料などの特典が受けられる。会計時にスタッフが案内を行っており、1店あたりの月間新規入会数の平均は約400人だという。年間の有料会員のリピーターは1店平均1万人で、リピート率は30%に上る。
同社は今期、直営で3~5店の増店を行う予定だ。加えて基幹店となるFC1号店の出店を目指す。
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