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【タイムズカー】全国に約2万カ所のステーションを設置し市場を牽引

公開日:2025.03.19

最終更新日:2025.03.19

※以下はビジネスチャンス2025年4月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

短時間利用や法人など新たな需要を獲得

タイムズカー (タイムズモビリティ:東京都品川区) 第二事業本部 本部長 矢野 恵司氏 首都圏第一事業部 開発ユニットマネージャー 有賀 亮氏

 若年層の車離れを背景にカーシェアリングサービス事業が成長を遂げている。中でも、タイムズモビリティ(東京都品川区)が運営するタイムズカーは、ステーション数で約7割のシェアを占める。近年では短時間利用や出張のビジネスマン需要が増えるなど、さらなる需要の掘り起こしに注力している。

 

 

個人登録は最短15分で完了

 タイムズモビリティは、2009年からカーシェアリングサービスとして「カーシェア24」を開始。現在は「タイムズカー」としてサービスを展開している。
 2024年11月末現在、同社のステーション数は2万376カ所、カーシェア用の車の保有台数は5万1752台。会員数は約307万人。圧倒的なステーション数と車の保有台数が同社の強みだ。
 同社は、2009年から2013年10月期までは赤字が続いていた。その中でもカーシェアリング需要の掘り起こしに注力。車両配備を抑制することで早期の黒字化は可能だったが、ユーザーの利便性向上を最優先に規模拡大に注力。事業開始から5年で通期黒字化を達成、現在では300万人を超える会員が利用するサービスに成長した。
 利用方法は、個人プランで会員登録から利用開始まで最短分で完了。これまではカードが届くまでの時間が必要だったが、今はウェブやアプリで予約をして、スマホまたは、会員カードで車の鍵を開けられるような仕組みだ。また、車種に関しては、コンパクトカー中心の「ベーシッククラス」、SUVなどを含む「ミドルクラス」、ミニバン・ワゴン車などの「プレミアムクラス」の3クラスがある。利用料金はベーシッククラスの場合、15分220円で、保険料や燃料代も料金に含まれる。30分など短時間で利用するケースも多いという。
 近年は、法人登録も増加。社用車を所有していた企業が、利便性やコスト面を考慮し、カーシェアに切り替えるケースもある。また、地方の新幹線停車駅や空港の周辺ステーションでは出張のビジネスマンの利用も多い。

オーナーの業務負担がほぼゼロ

 ステーションの開設・車両配備までの流れは次の通りだ。土地または駐車場を所有する土地オーナーに対し、最低限の設置物や条件面を提案する。設置物を取り付けたイメージ図を提示し、了承後に契約となる。最短で契約から2週間程度で開設が可能で、土地オーナーには月ごとに地代が支払われる。稼働後は、同社が車の配備から車やステーションの管理・運営を行うため、オーナー業務もほぼゼロ。初期費用負担も、ステーションとなる車両配備場所の提供のみでほぼ0円となる。
 今後の目標として、2027年10月期に車両配備台数10万台を目指す。データを使って需要があるエリアを見定め、人口が多い関東や関西だけでなく、地方の政令指定都市にも引き続きステーションの展開を進めるという。

車種は3クラスを用意

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